印旛中学校のできごとやメッセージをお伝えします 令和7年度

道徳の授業

2025年5月30日 16時00分

今日は各学年で道徳の授業が行われました。

1年生の道徳は、先生が週ごとに入れ替わる「ローテーション道徳」です。
1Aよごれた教科書
1Aの道徳は、1Cの担任の先生の授業、「よごれた教科書」です。コロナで学校が臨時休校になるときの話。「ぼく」はまもなく中学生になりますが、日本中の学校が休校になってしまい、「今日からゲーム三昧」とばかりに、友だちとオンラインゲームに熱中します。最初はゲームにつきあってくれた友だちですが、「オンラインの塾」や「学校から出ている宿題をする」といつまでもつきあってくれなくなります。「ぼく」はごみだらけの自分の机に、休校になる前、苦手な算数の復習をしようと、何度も読み返し、ぼろぼろによごれてしまった教科書を見つけます。
タブレットPCを使って質問カードが配付され、それに自分の意見を入力して提出します。意見は皆で共有します。

1B朝市おはようございます
1Bの道徳は、学年主任の先生の授業、「朝市の『おはようございます』」です。作者が山梨県の朝市に出かけたとき、すれちがった小学生から「おはようございます」とあいさつをされました。もっと山へ入った土地でも子どもたちから「こんにちは」とあいさつをされます。子どもとお互い一人の人格としてあいさつし合っているのです。
アメリカではすれ違う人に対して、相手が知り合いでなくても、目を合わせてにっこり微笑んだり、「ハイ」と言ったりします。正式なあいさつを交わすことは、通りがかりではめったにしませんが、なかなか素敵な習慣です。
B組もタブレットPCを使って意見を共有しながら授業が進みます。

1CSNSに悪口を書くと
1Cの道徳は、大空C学級の担任の先生が展開します。「SNSに友達の悪口を書くと」です。掃除に遅れてくるイチロウはナオコに注意を受けます。帰り道、イチロウはコウタに「ナオコは口うるさいし、生意気なので、ちょっと悪口を書いてANAに登校してやろう」と言います。その夜、コウタはイチロウがSNS上で炎上する夢を見ます。朝、コウタはいそいでイチロウに電話し、SNSに悪口を書くのをやめるように言います。実はイチロウも「自分が悪いのに、悪口を言うのはカッコ悪い」とSNSに投稿するのをやめていました。
C組もタブレットPCで意見を共有します。

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2年生の道徳は、「留学で考えさせられたお金」です。「私」はアメリカの老夫婦の家に3週間ホームスティをしました。老夫婦は月21万円で慎ましく暮らす家庭で、よく節約し、DIYでさまざまなものを手作りしていました。それでも親切に愛情のあるもてなしを受け、それは決してお金で変えないものでした。また、手伝いをしようと心がけても、1、2時間の労働では、ホームステイでお世話になった分を返すのは無理だと気づき、「私」は働いてお金を得る大変さを知りました。

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3年生の道徳は「藤井聡太の学び方」です。将棋界では、師匠につかないとプロを目指すことができません。藤井さんの師匠は、同じ愛知県出身の杉本昌隆さんです。藤井さんは師匠の杉本さんとほとんど将棋をさしませんでした。杉本さんは「7割勝つ手」は教えられます。しかし、藤井さんのさし手を見たとき、「藤井の将棋は7割を目指す将棋ではない」と、その個性と才能に気づき、自ら勉強し、自ら進化する藤井さんと、意図的に将棋をさす機会を少なくしたのでした。
3年生もタブレットPCを使って意見を共有しながら授業が進みます。

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大空学級ではアクセサリーを作っていました。秋のイオン販売会で販売するようです。人気が出そうです。